認知の母に学ぶ「寂しさ」の応急処置!

認知の母に学ぶ「寂しさ」の応急処置!

今日の一言は山本周五郎

「苦しい時ほど人間がもっとも人間らしくなるときはない。

お互いに、がん張ってゆきましょう」

 

子供の頃に経験した2度の大きな水害、20歳で遭った関東大震災。

『赤ひげ診療譚』などで愛された作家、山本周五郎氏は、

さまざまな困難に立ち向かう人々をみてきた。

そんな同氏の、励ましだからこそ、相手の心に響く。

励ます人の人生経験が、言葉に厚みを、もたらしてくれるのは間違いない。

 

例年ならお盆は超過密スケジュールで、西へ東へ移動していました。

親戚に会うのもイベント。

お土産用意して、自分なりに支度があって「誰か変わってくれェ」と思いながらフル回転。

イベントがなくなると寂しいものだ、と今更ながら思います。

日本中がそうなんだから、きっとみんな家に居るよね?

そしてスマホを肌身離さず持ってるよね?

だったら「寂しさ」の応急処置として、気楽に「どうしてる?私は元気よ」と連絡するのもいいんじゃないかな?

寂しさをやり過ごす。

お盆だというのに外出自粛、それは仕方ない。

二日連日、37度、外に出たら内臓が乾燥しそう!

ステイホーム、毎日何も起きない。

 

 

退屈、なんだか虚しく寂しい。

この自粛で母はともかく喋りたい、というのが一番の望みらしい。

わかるよ、それは。

 

でも、不平不満はこの際やめてもらいたい。と、

この何ヶ月か「お願い」してばかりいたの。

 

しかし、母は強かった!

 

角が立たない相手に¥のタクシーの運転手さん、病院のナースさん、

美容師さんを相手に「ざっくばらん」に世間話することを見つけたようだ!

 

なんと素晴らしいことを見つけたものだ!

 

私はそのことにハッキリ言って驚き、「えらい」と思いました。」

 

一昨日はウチで女子会をしていたが、自粛ムードで早めに解散。

 

ハナが利くのか、カンが働くのか、

いつも間の悪い時に突然やってくる母。

 

一昨日は暑さのピークを超えた夕飯前にやってきた。

 

いつもは「歩けない」「腰が痛い」と送迎させられるが、

自分が来たい時はタクシーで来るの。

 

タクシーさんに玄関で待っていてもらつて、

生姜の花を花屋さんで買って来たとのこと。

 

 

 

今回だけは間が悪くなかった!

生姜の花っていい匂いで強そう!

まるで母みたいだけど、元気がでたわ。

 

自分が大好きな母のはた迷惑なパフォーマンスから学ぶ一日でした。