伊集院静オススメ談志の『芝浜』を。辛かーっ!
伊集院静さんの本に出てきた『芝浜』
あらすじは酒飲みの怠け者の亭主をやっとのことで
働きにいかせた女房。行ったと思ったら大金を拾い帰ってくる。
これで働かずとも済むんだという酒飲み亭主の夢のことにして
叱咤激励して断酒させて3年、さぁ夫婦愛のクライマックス。
とネタバレ申し訳ないのですが
弾丸話法というかべらんめぇの江戸弁
を聞き取るだけで力が入ってしまいました。
『芝浜』でやめときゃいいものを『大工調べ』まで欲張って
聞いたものですから笑って発散よりも力んで傾聴になってしまいました。
談志師匠のファンになら叱られそうな感想ですが
通じゃないものだから仕方ない。ごめんあそばせ!
で、今朝はゆったりしようと
『みんな、なんか忙しすぎませんかね?』という
笑い飯哲夫X釈徹宗さんの本を見て、
そうそう、ゆったり写経を!といつもより
ゆったり書きました。
ともあれ、自分で染めたマーブル写経用紙
この渦巻き模様を見ていると思うのです。
同じものはこの世にない、そして人間模様だなぁ、なんて。
淡く交わったり、激しくぶつかったり、
海を見ているような気も致します。
今日の願文は「福徳円満」
ゆったり、何ごともなく過ごしたいという
まったり感が満載です。
-
前の記事
「鬼滅の刃」の漢数字!使って連休はポップ写経! 2021.05.07
-
次の記事
蝉心経にみる「諸行無常」by 杉本健吉 2021.05.10