開運写経❸誰も知らない「書く瞑想」の秘密

開運写経❸誰も知らない「書く瞑想」の秘密

開運写経❸誰も知らない「書く瞑想」の秘密

 

写経で一字一字間違えないように、

目と手を動かす作業はかなり神経を使うものです。

写経にはこのように高い集中力が求められることから、

大脳の前頭前野が活性化すると考えられています。

写経の効果は意外かもしれませんが、

効果はオセロよりも高いといわれています。

 

私はといえば、両親の介護のことは、

いつも頭のどこかにあって、

電話が鳴ると病院か?それとも母か?ととっさに思うの。

 

でその電話が鳴った一瞬にサッと「イヤだな」「困ったな」

 

という気持ちが出ているの。

スケジュールを捻じ曲げられることに対する嫌悪感。

また、些細なことで大げさに騒ぎだてるだろうという無力感。

1時間で終わる用事かしら?という時間を奪われることに対する怒り。

 

電話が鳴るとどうして良いことを連想できないのか?

 

 

 

 

深く突き詰めるとすべてが「恐れ」に含まれる。

 

でも誰にも大なり小なり恐れはあるよね?

 

敵を恐れる人

見方を恐れる人、

貧乏を恐れる人、

病気を恐れる人、

不安を恐れる人、

コミュニケーションを恐れる人、

安定を恐れる人、

動物を恐れる人、

社員を恐れる人、

社長を恐れる人、

孤独を恐れる人

喧嘩を恐れる人

対立を恐れる人

幸せになることを恐れる人。

など、いくらでも「恐れ」はどこにでも転がっています。

 

 

そして恐れは人を萎縮させます。私なんてその典型。

 

いっつも勝ち目がないから余計にビビる。

 

恐れがあるから「萎縮」しちゃって、

母の前では「青菜に塩」だったんです。

逆らうこと自体が怖いわけですから。

 

それに勇気を出して反論すると

火に油を注ぐような大事件になっちゃう。

 

「アンタに頼んだ洗剤、違ってたじゃない!私はあれじゃ匂いが受け付けないの!それからお風呂の洗剤はAgって書いてないのはダメなのよ、普通のじゃダメなの!」

 

という具合に延々と続く

、命にかかわるようなことではない些細な事ばかりでね。

これが四六時中いつ起こるかわからない、

時には絶叫して

 

「もう、歩けないのよ!痛くてたまらないの!どうしたらいいの!直に来て!」

 

という別ヴァージョンもあり。

これを聞くと「放って置けない」と思い込んでいたので、

すぐに駆け付けてました。

でも結果は

 

「もう良くなったから、薬局にシップを買いに行きたい」「病院に行って注射を打ってもらいたい」(病院もビタミン注射か点滴だけ)(果物・菓子など父に差し入れしたい)という「どこかに行きたい」か「自分の存在を示したい」のどちらか。すっ飛んでいく私は普段着なのに「痛くて歩けない」母はオシャレしてんの!で、開口一番「そんなみすぼらしい服着て、私一緒に行くの恥ずかしいわ」とか憎らしい人こもとも必ず言う。たまたまオシャレしてたりすると「センス悪いわね!」

 

 

とグサッと一刺しされるの。

色々試したカウンセリングでは

 

「恐れ=何を自分が弱点としているかに気づく」こと

 

から始めて「脳内の親を育てなおす」作業で

「それは私の思い違い」

「実は親は私以上に見捨てられることを恐れている」

っていう相互に「相手が怖い」というのがあぶり出されました。

どっちも無意識にお互いに「怖い」なら少し物理的に距離を置く。

 

 

電話なら出ないで「留守電」にしゃべる様子で判断して

急用なら「途中で出る」そうでなかったら10分ぐらいで折り返す。

この10分は実は「相手が冷静になる時間」でもあるのですが、

母の場合は私が出なかったら、留守電吹き込んで、

次はすぐ「妹、友人」にかけるので

30分ぐらいつながらなかったりもします。(笑)

 

 

長々内輪の話をしましたが

 

 

「なにについて恐れ」ているかに気づくと恐れは65%片付きます。

 

写経は「恐れ」を取り除くことにも効果抜群なんです。

 

世に名前を知られる哲学者、作家、芸術家、学者、経済人の多くが

「般若心経」を書いています。

スティーブン・ジョブスもね。

文言以上に「苦悩を和らげる何か」があると確信しています。

 

自分の中の内なる苦悩が深いと思われる経済人や学者が

「瞑想」「マントラ」「曼荼羅」「般若心経」を取り入れている

ことは良く知られるところです。

 

そして「般若心経」を最終的に

「宇宙の智慧と強力なマントラ」と解釈しています。

 

「写経」という「認知行動」は強烈なエネルギーでもって

ダイレクトに脳に高次の波動「宇宙の英知」を注ぎ込むことができます。

「恐れ」の正体を見極める!

 

 

 

「不老不死」「不苦」の世界が繰り広げられる般若心経。

 

思考が自分を作っていると勘違いしている限り

平安が訪れることはありません。

 

私は怒っている、私は悲しい、と思う代わりに

怒りの情報が横切っている悲しみの情報が横切っていると、

 

正しく見る=照見が本当の姿=「空」の概念です。

 

だからこそ深く「頭を空っぽにする」瞑想することができます。

 

般若心経を書く。

 

書いてみてわかるディープな「瞑想」状態。

 

自分自身が宇宙と一体、

宇宙エネルギーの一部として調和して「今ここ」にあることの実感。

 

それこそが私たちの心や体にこびりついてきた

「さまざまな捉われの恐怖」を祓い落とし

「浄化」して「運」を受け取る準備をすることに他ならないのです。

 

いくら説明しても「やらない」ことには

素晴らしい「書く瞑想」体験は得られません。

 

ともかく、般若心経を書く。

書いてみてわかるディープな「瞑想」状態を体験してほしいと思っています。