私が通いたい占い師⑤言葉だけではなく+後日解決役立ち情報提供

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「不幸の手紙」ってのが昔あったの。

いきなり届くハガキで

「10人にこれと同じ文面でハガキを出せば不幸が起こりませんよ」っていう、

呪いとおまじないが

「ないまぜ」になっている手紙。

 

 

 

こういうハガキなんかが届くと

素直な方は10通出しちゃったりするの。

 

 

私も何度か来たけれど

母が「バカバカしい!」と私の目前で

平然と破っちゃうような人だったので

「同じ文面」が書けない私は

出したことがなかった。

 

 

 

今は、不幸を連鎖させようとする

「愉快犯」的な態度は年を取ってから

ムカつくことをする人もいるもんだ!と

笑い飛ばせるようになった。

 

 

でもね、自分が不幸の渦中にいる、

と思っていると

「小さな」ジンクスも見逃せなくなるの。

バカバカしい迷信も信じちゃうの。

 

我が家では娘が2年ほど大変な病気になって、

「評判がいい病院」を

ハシゴしているような時があったの。

 

 

「我が子が苦しむ姿」っていうのは

理性なんかぶっ飛ぶ。

 

 

どうやったって元通りに戻りたいし、

治療で一学年落ちたりしたら?とか

「今の治療しかないのか?」

「元通りは望めないのか?」と

治療に専念していながらも

親としては心が乱れちゃってた。

 

 

人から見たら「取り乱し」てるように

見えたかもしれない。

 

 

そういう時に

 

「○○さんが言ってたけど」という悪魔の声を吹き込む人もいるの。

 

 

いい人に見えるけど、

心配している風を装って、

チクリと毒針を刺す感じ。

 

 

聞かなきゃいいのに

「○○さんの姪っ子さん、同じ病気で亡くなったんだって!」

 

 

ヒエェェェー止めてぇ!と内心では

絶叫してるんだけど私はこの時、

心療内科に「親として泣かない練習」という

カウンセリングに通っていたの。

 

 

 

子供の検査のたびに震えちゃうし、

泣けちゃうし、吐き気がするし、

運転してたら事故しそう。

 

 

だけど子供を学校まで連れて行って、

迎えに行って、お稽古にも連れて行って、

そのうえ病院にも連れていく日々。

 

 

睡眠不足で心が回復できない。

しかし、それ以上に

子供の病気の進行が恐ろしくてたまらない。

 

 

っていう真っ暗けの穴にいる気分よ。

 

 

この時は効くといわれる

お詣りや御祈祷も無理してでも行ってた。

私の心底の願いは3人の娘、

同じように幸せに育ってほしい。

 

 

親って浅はかだし、自己中だし、

今思い返せば随分と恥ずかしいことをしました。

 

 

そんな時に母が呉服屋さんのイベント

 

ホテルディナーと占いの会にご招待をいただいたの。

 

 

日曜日で、学校も病院通いもない

「空白の一日」私は母のお供をして、

イベントに参加したの。

 

 

ハッキリ言って豪華なディナーなんて

砂を噛むような味、

 

 

母の喜びに満ち溢れた顔を見ながら

「孫が病気だっていうのに、

よくもにこやかに食事できるもんだ」ぐらいの

気持ちで母をにらみつけていたかもしれない・・・

 

 

 

食事が終わったら、さぁ占いイベント、

ということで全国から有名な占い師さんが

軒を連ねてホテル会場に

ダダだっと並んでいらしたの。

 

 

それで私は母の子分として

後ろについていったんだけど

 

 

 

 

「娘がね、孫の病気で何かあったら

一緒に電車でも飛び込みそうで大変なのよ。

この人なんですけどね、

孫じゃないと観てもらえないのかしら?」

と開口一番言ってくれた・・・

 

 

 

 

 

私の手相を観てくれた手相の先生、

姓名判断の先生、

生れた日にから未来を観てくれた先生。

 

 

なんと母は10人以上の先生を総ナメした!

 

 

その中でタロットをしている先生がいらして

「タロットは生まれも名前も関係なく、

今あなたが引いたカードで占います」って。

 

 

 

私はなんとなく

 

 

そのアラビアンナイト風の先生に惹かれて、

どんなカードを引いたか忘れたけれど

 

 

「今が一番の試練、この先今以上の試練はない」

と言い切ってくださった。

 

泣かない訓練に行ってたけど泣けたわ!

 

 

その先生、カルテを書いてらして、

それが何語かわからない筆記体。

もしかして鏡文字だったかもしれない…と

今となっては思ったりするのですが、

名前や電話番号を書いたの。

 

その2日後、

 

その先生からお電話をいただいて

 

 

「○○病院のxx先生はその病気の専門家、

違うアプローチができるかもしれない、

という事でしたので連絡差し上げました。

ご都合を聞かせて頂けたら私が予約いたします」

 

 

って。

横浜中華街のタロットの先生でしたが、

 

このアフターフォローのお見事さに驚きました!

 

モチロンそちらの某有名な病院にも

伺わせていただいた。

 

 

そして愛知県でその治療のしていただける

専門家もご紹介いただいた。

 

 

このタロットの先生には呉服屋さんの

イベントで偶然会っただけで「鑑定料」を

払ったわけではないの。

 

 

ご住所とお名刺もいただいていたので

横浜に御礼がてら行きたいと

連絡とろうとしたのは半年も経ってから。

 

 

そうしたら、お電話が通じなかった。

 

 

その後も何人かの横浜の友達にも

聞いてもらったりしたけれど

再会はできず今に至る。

 

消えちゃったタロットの先生、

 

きっと今も誰かを救っていらっしゃると信じています。

人生での一期一会ってこういうことかな。