私が通いたい占い師②アナタ誰?『愛の不時着』の憑依型占い師

私が通いたい占い師②アナタ誰?『愛の不時着』の憑依型占い師

私が通いたい占い師②アナタ誰?『愛の不時着』の憑依型占い師

 

 

『愛の不時着』観ましたか?私は随分遅れて最近観たの。

最初に観た方とは2年ぐらい時差があることになりますね。

そして韓ドラにまったく興味のない方にはごめんなさい。

 

 

最初は平壌の村のおばちゃまグループが4.5人で

「それぞれの未来」を占ってもらいにいくの。

政府から「危険分子」と疑われているから、

占い師さんも命がけの商売なの。

 

おばちゃまグループの一人は

外で見張り役をしているぐらい。

その占い師さんには「何でもお見通し」の

子供の霊が憑いていて、

途中でお菓子食べたりして、その様子がカワイイ。

 

 

だけど最初はチョット度肝を抜くような

ヘアスタイルと化粧で私なら腰が引けそう!

 

 

<異様な風貌>というのは不気味なだけに、

ある種の「はったりじゃないんだよ」という

権威性が見えたりもします。

 

 

その占い師さんケッコウ辛口でネガティブなんだけど

「子供の神様が憑依」して未来を語るから、

迫力あるのね!

 

 

「もうすぐ村に血の雨が降る」とかいうけど、

そのあとフォローで「それは一過性、元に戻る」

という人生の山と谷を

ドラマティックにストーリー化しているの。

 

 

受け手の方は拡大解釈して「あのことかな」

「このことかな」という幅をもって受け入れられるの。

 

 

 

有名な占い師さんだから、その後、

地位の高い軍人の奥さんの占いで

旦那さんの浮気を見破り「逮捕」されて

「廃業」させられたりしちゃう。

 

 

 

だけど評判が評判を呼んで

「○○さんの旦那さんの浮気を当てて、

廃業させられたんだって!」

 

というのが

 

「幻の占い師」「伝説の占い師」として

口コミで「お金持ちのお客様」を呼ぶ。

 

 

今は身の危険があるから「対面での占いはしない」

「電話のみの対応」という事業形態を変えてる。

 

まさにコロナ時代に突入して、対面からオンラインに

私たちが変わらざるを得なかった状況と被ります。

 

 

そこで デパート経営の50代母親が

 

婚約破棄してチェリストとして活躍している

30代半ばの娘の結婚運を占ってもらうんですが、

 

電話相談では

 

「この前逮捕された時にビックリしちゃって子供の霊が逃げちゃった」

 

と正直に言ってしまうの。

 

 

 

そうするとお客様は「それじゃ、見えないよね」

とガックリするんだけど

「今度は若い女の霊が憑いたから恋愛系は的中率高くなった」って・・・

 

 

お客様の50代女性は、いきなり希望が持てちゃうの。

 

結果は

「娘の方は3年前に生涯一度の恋が終わっているから、男性運は無し。だけど国際的に活躍できるから大丈夫、それで彼女は幸せなの」

 

と言い切ってから、でも

 

「お金によっては1か月で恋人ができるスペシャルコースもある」

 

 

っていうのね。

 

「そんなバカな!」とは思わない相談者の50代母親、

 

 

 

自分が未亡人だから「私がチャンスを掴むわ!」って

自分の恋愛成就をお願いする。

 

「恋愛の神様に注文を出してくれる」こともできるの。

 

このシーンじゃ韓ドラ見てる私たち世代、50代60代、

そしてそれ以上の女性だって希望が持てちゃうの。

 

 

つまり

 

「未来のシナリオ」作ってくれる占い師さんなのね!

「見えちゃう系」の占い師さん、

私はあったことがないけれど、

 

 

「期限内に恋人できる」って誰だって言って欲しい言葉。

 

 

曖昧でもいいの、「恋人ができる」んだったら、

毎日「自分を磨いて」待っていよう!

「恋人に出会うチャンスがあるならおしゃれしよう」

って思える。

 

女性として上向きの頑張りを「押して」くれる。

「次は自分の番」という「心の張り」を

潜在意識に叩き込んでくれる!

 

 

怪しくたって、不気味だって、

「上向きの努力をしよう」という

強烈なエネルギーを注いでくれる。

 

 

こういう占い師さんに行きたいよね!とわたくし思いましたわ。