空海、なんでワザワザ小難しく書いたわけ?

空海、なんでワザワザ小難しく書いたわけ?

空海、なんでワザワザ小難しく書いたわけ?

空海が提唱した日本初の
言語学の理論『声字実相義』とは?
やたら小難しいご本なんですよね!

結論を先に言うと

「ありがたいお坊さんになるには、
このくらいのテキスト読む力がないと
密教じゃ、通用しませんよ!」っていう

高野山の「学習テキスト」用だから!

『即身成仏義(そくしんじょうぶつぎ)』
『吽字義(うんじぎ)』

と並んで、

空海の重要な経典のひとつとされる、

日本初の言語学の理論である
『声字実相義』とは、

読んで字の如く
「声」と「字」と「実相」のこと。

声に出せば、「音」は無意味ではなく、必ずそれは「モノ・コト」の「名」を指す。

これを「字」ともいう。

っていうと、

えーっ!日本語おかしいでしょ?
って思うのですが、

「名」は必ず《本体》を招き表わすものである。

これを実相という。

声・字・実相の三種が
それぞれに分れていることを

「義」と名づける。としているの!

参考文献は、下村武の論文
「記号・情報・文字:空海の『声字実相義』

空海によると、基本的に
「声=字=実相」であり、
声(すなわち、音)や文字は
実相、つまり実際のイメージに等しい。

そう言っているらしいけど、

下村さんの論文からなので、

失礼ながらバーバラ流で説明すると
「すべてはコトバである」っていう
一言になっちゃうの。

ここで、
小難しいこと言っても始まらない。

空海は、思ったことも
言ったことも、

ぜんぶ「その人」にとって実在する現実になるっていってるだけ。

当たり前だと思うよね?
でも、よく考えてみると
空海が言ったことがホントになるなら

「ホント」のことになるっていう
未来からの、言い切りなのよね!

だってレムリアンですから、

コトタマになる「音」があつまって
「言葉」になって、それを使って
未来からの現実を今「具現化」してる、

そういう考え方が主流になっているから。

もし、私たちが
「言葉」の威力を知らなかったら

「へぇぇぇ、言葉ってスゴイね!」と
「引き寄せちゃうんだぁぁ」って
びっくりするしかないよね!

レムリアンは
「コトタマの幸わう国」生まれだから
当たり前のことなんですよね!