一心不乱に書くことでウツの「グルグル」抜け

一心不乱に書くことでウツの「グルグル」抜け

一心不乱に書くことでウツの「グルグル」抜け

 

4月も中旬が終わり、5月の連休前に
「何か原因がわからないけれど
すっきりした気持ちにならない」

「集まりに誘われても、
人付き合いがめんどくさく感じる」

などとモヤモヤ思う気持ち
感じたりしていませんか?

 

仕事や学校に行けない、
家事ができない、
食事もしたくない、
誰とも話したくない。

 

そこまで深刻でなくても、何か落ち着かない感覚が続いている。

 

そんなモヤモヤした変化の原因は、
自己肯定感が備えている
1つの厄介な特徴なんです。

 

自己肯定感は状況によって
高くなったり低くなったりする
変化するものだからです。

 

自己肯定感が上下することなく、
常に一定に保たれるものであれば、
私たちが抱える
人生の悩みの多くはなくなっちゃう。

 

自己肯定感とは
つまり自分が自分であることに満足し、
価値ある存在として受け入れられること。

 

私が言うまでもなく・・・

つまり

 

私たちの人生の軸となるエネルギーです。

はっきり言えば生きるエネルギーです。

 

ところが自己肯定感は
生きるエネルギーのはずなのに、
高い時もあれば低い時もある。

 

しばしば
落ち込んだまま停滞してしまう
ことがあります。

 

この低いまま停滞してしまうと
ウツ病のような心理状態になります。

 

自己肯定感が低空飛行を始めると、
私たちの心はちょっとした出来事で
もゆれ動き、気分が沈みやすくなり、
行動が消極的になっていきます。

 

常に自分で自分に「だめ」「ノー」と
言っている状態です。

 

逆に自己肯定感が高まった状態で
ある程度安定していると、
物事を前向きに解釈することができ、
積極的に行動することができるのよね。

 

 

最近なんとなくやる気が出ないな、という
ちょっとしたへこんだ気持ちを
感じていたら黄信号だと思ってください。

 

私は両親の介護の問題で
ウツウツになった時は、ともかく

 

気分を変えられない自分がイヤ、
スッキリしたいとばかり考えてしまう
自分がイヤと自分を虐待していました。

 

 

自分の感情を抑えこむことに必死に
なっていたので、感情コントロール自体が、
悪影響を及ぼすことを知りませんでした。

 

最初は親子問題だと思って、
カウンセリングを受けました。

 

そこで自分の内面を見つめて、
過去に悲しかったことなど、
生まれる前まで遡って延々とノートに
書くとい
う作業をしたんです。

 

「生れる前?そんなの思い出せない」

「あなたは暖かい海に
ぷかぷか浮かんでいた・・・」

みたいな誘導もあったりしたの。

 

 

書こうと思っても、辛いことばかりなので
字がめちゃくちゃになって
自分で読めない字を書いていました。

 

 

その「思い出し」カウンセリングが
辛すぎて、3週間でギブアップ、
もうこれはウツに違いないと思い込み!

 

 

その頃には体重が激減し、
お腹も空かなくなっていたんです。

 

 

次は

 

 

心療内科と精神科クリニックのハシゴ。
診療前に専門のカウンセラーに、
あれこれ詳しく聞かれます。

人には話したくない、
母娘問題を話すのは地獄の苦痛です。

 

なぜなら、罪悪感だけを感じる言葉を発するから。

 

ヒアリングの後に先生の診察です。
先生から聞かれるのは、
「食欲はあるか?よく眠れるか?」ぐらい。

 

「「はい」か「いいえ」で、
お薬を処方されます。

 

 

私の場合は抗鬱剤を処方されたのか、
ともかく朝まで目が冴えて
ハイテンションで眠れない
ということになったのでした。

 

 

眠れないと人間ろくな事は
考えないに決まっています。

 

 

「先に死んだほうが楽」という
「悪魔的」考えが頭を占領し始めます。

 

 

だから、

 

潜在意識が、「食べたり飲んだりはしなくていいよ」

というわけです。

ほんとに、

自分がおかしいんじゃないか?と
負の感情のループにはまっていた。

 

 

これは下向きに
ぐるぐるエネルギーを回すことで、
すっかり「生きるエネルギー」が
先細りに萎んでしまうんです。

 

 

 

「自分で書いた字も読めないなんて」、
と言う情けなくてたまらない状態から
脱出できたのは筆跡で
自分を変えることができたからです。

 

 

ズバリ私は
「あきらめ文字」と言ってもらえたから。

 

 

そして、名前を何度も何度も何度も
(しつこく)書くことで、だんだん
「自分は1人の独立した人間」なんだ

 

 

自分は
「今は下向きにぐるぐるしているから」
なんとかしたいと、縦線や横線を
しっかり書くことに集中しました。

 

 

それこそ、

ありがとう50,000回のように、名前ばかり書いていました。

 

 

けれどそれをしたことによって、
なんかわからないけど、
書いてる間は悩みは感じないことを体験。

 

 

ひたすら継続して、そのうち、
気の強いシッカリした書き方が
できるようになって、今に至るの。

 

 

おかしいな?本調子じゃないな?と
いう時にこそ、ひたすら、

 

 

ただ名前を書くことで「一心不乱」になれて、
徐々にウツ抜けできたんです。

 

 

「不乱」乱れない。いい言葉ですね!