神社にお参りするとき「お賽銭」はマスト?
神社にお参りするとき「お賽銭」はマスト?
というお質問をいただきました・・・
神さまにお金を払うといいのか?
神社で神様にお参りするときに、
私たちは賽銭箱にお賽銭を入れます。
これは「神様にお金を奉納する
(=捧げる、供える)」ということ。
では、神様にお金を奉納することに、
いったいどんな意味があるのでしょう。
昔から人々は、
神様にお願い事をするとき、
食事・音楽・舞などを準備してきました。
この「お願い事」というのは
個人的なことではありません。
「みんな良くなるように」という内容の
ことをお願いするの。
個人的なことは「ご祈祷」の方で
するほうが望ましいの。
そのために合格祈願の「絵馬」とか、
安産祈願の「お守り」とかがあるの。
レムリアとしては「お金」でもって「神様を饗応する(=もてなす)」
代わりにするということです。
もてなすことで
神様に満足していただき、
あたり一帯の波動を調えて
いただけるの。
また、神様に喜んでいただくために、
自分の大切なものを
奉納することも行われてきました。
例えば、布、装束、武器、化粧道具、
楽器、そして金銭などです。
お願い事は
「祓い給え、清め給え、幸へ給まえ」が基本。
これは、邪気を祓っていただき、
清めていただけることによって
「幸せを給わる」ことができるよう
お計らいください、とお願いすること。
私たちが「お金」を神様に奉納するのは、
私たちにとって大切なものを捧げることで、
神様に喜んでいただくためなのです。
八百万の神々は、お金を否定しないで、
私たちの暮らしを支える大切なもの
と考えられています。
そして、金銭欲を否定しないと同時に、
共生「ともいき」の精神も
大切にしています。
「幸せになりたい」
「豊かな生活がしたい」
「健康で長生きしたい」など、
私たちのお願いしたいことは、
けっこう我欲のオンパレード。
でも、
我欲ばかりでも、ほとんど同じなの。
だから、
「みんなで助け合っていこう」
「みんなが幸せになろう」
という心がけが大切になるのです。
じつは神様へのお願い事は
自分のことをお願いしていただいて
大丈夫です。
さらに、
「みんなが幸せになるよう助け合おう」
という心がけは
何を隠そう「自分が幸せ」になるための
最低条件なんです。
無人島で一人ぼっちで贅沢できても
幸せじゃないのと同じことなの。
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