なぜ私たちは「神社」の事をよくを知らないのか?

なぜ私たちは「神社」の事をよくを知らないのか?

なぜ私たちは「神社」のことをよくを知らないのか?

私は昭和世代ですので神社は
けっこうなじみがあります。

神社の境内に「紙芝居屋」さんがきて、
学校が終えたら、神社で遊びながら
「紙芝居屋」さんが来るのを待つ。

懐かしい思い出ですが、
サザエさん世代って、素朴なの。

神社の境内は遊び場所でもあったの。
大人の目があったし、安全だった。

今は「聖域」としての神社という
認識が多いと思いますが、

神社が少なくなってしまった。
お地蔵さんも少なくなりましたね。

大きな道路ができたり、
大きな商業施設ができたりして、
神社衰退期が続いてきました。

 

太陽文明化が進んだんですね。

 

戦後、GHQが行った占領政策が
関係していたって知ってますか?

戦前までは、教科書に
「神社」が登場することはもちろん、

神社は子どもたちが集まって遊んだり、
地域の住民が集会を開く場所とされ、
身近な存在でもあったの。

敗戦後にわが国に乗り込んできたGHQ。
「神国」ニッポンの
精神的な強さの秘訣に「神社」が
深く関係していると考えたそうです。

そして「神社」と日本人とを切り離す方針をたてました。

その一環として行われたのが、
日本の至る所に神社の代わりになる
集会所として「公民館」をつくり、

神社と人々の生活を切り離したり、
教科書から「神社」の記述を
消し去ったりすることでした。

私たち現代の日本人が
神社についてよく知らないのは
このようなイキサツがあったからです。

 

そういうわけで、お作法の方も
うやむやになってしまって

一般的な参拝作法だとされる
「二礼二拍手一礼」も

今は多くの人が当たり前のように
受け入れています。

昔は神社によっては三礼とか
バラバラだったようです。

この作法、なんとなく
意味はありそうだけれど
よく知らない…という人も
多いはずです。

私もそうでした。

伊勢神宮で「ご祈祷」を待つ間に
ビデオを見て、正式には
右手を少し左手より引くんだ!
と知った次第です。

 

そんな参拝作法の意味について

900年以上の歴史を持つ日枝神社では
以下のように説明しています。

「最初に行う深い2度のお辞儀(二礼)は、
神様への敬意と感謝を表しています。

二拍手は、鈴を鳴らすのと同じ意味を
持つと考えられており、

拍手の音で
神様に自分の訪問を知らせる

もしくは、
拍手の音で邪気を払う
という説もあります。

また、二拍手の際に大事なのは
両手の指先を揃えずに
右手を少しずらすことです。

これは、
『神様から一歩下がり神様を敬う』
という意味があります。

そして、きちんと指先をあわせて
心を込めて拝み、最後に一礼をします」

このように
私たちが神社に行ったときに

なにげなくやっている
参拝の作法にも、一つひとつに
深い意味が込められていました。

神社にはほかにも
あまり知られていないことが
たくさんあります。

「神社に祀られた神様の意外な素顔」や
「戦前まで神社が担っていた子供たちに
対するある役割」などがありました!

では、続きは持ちほどね!