ケチつけてマウントで自己承認欲求を満たしたいスサノオ!

ケチつけてマウントで自己承認欲求を満たしたいスサノオ!

ケチつけてマウントで自己承認欲求を満たしたいスサノオ!

 

スサノオはオオケツヒメの
食事の出し方にケチをつけて
殺してしまったのですが、

こういう事は
実は小さなことで誰でもやっています

 

 

ケチをつけたくなると言う心理は
「これにケチをつけられる
私のセンスは優れている」という
内心の裏メッセージを含んでいます。

 

 

ケチをつける対象よりも
自分を優位に見せたいという欲望と
結びついているの。

 

 

ですから

ケチをつける相手について
文句をつけているように見えて、
実は自分のことを語っています。

 

 

スサノオは食事に文句をつけることで、
「オレは偉いんだ!」
「オレはまっとうなことを言ってる」
という内心のおもいが沢山入って、

 

「オレ様」という自我濃度がMAXに濃いの。

 

さらに悪いことには、
直接自慢する代わりに、
他のものにケチをつけて、
間接的に自慢している。

つまり、
鼻や口から出した

汚い材料で作った料理など、
この立派な俺様が食べれるわけない。

この立派な俺様に
そんな料理の出し方はなんだ!

という

「思い上がり」ってことなんです。

 

 

 

スサノオは「オレ様がすること」に
文句をつけるなんて許せない。と、
自己承認欲求もMAXですから、

 

 

それを満たすために、
手っ取り早く乱暴をしたり、
暴れたり破壊したり
「うんち」をしたりしてしまいます。

 

 

アマテラスとの合戦でも、
自分の持ち物からできた神様は
みんな女神、だから「おとなしくて」
優れている。

 

 

アマテラスのモノからできた神様は
男ばかりで荒々しく、
良い神様ではないと言っているわけ。

 

 

自分を棚に上げて、
いかにもフェミニストのような
主張ですが、女が弱くて
従順と言っているに過ぎません。

 

直接自慢する代わりに、
他のものにケチをつけて、
間接的に自慢して、
正当性を主張しているわけですから、
ただの犯罪者です。

 

 

スサノオが意識していなくても、
周りが降伏する、
周りが興ざめする、
嫌がられるタイプの自慢の仕方ですよね。

 

何かとケチばかりつける人が、どうして見苦しく、醜く見えるのか?

 

それは不満、貪欲、愚痴というものが
「言葉」から透けて見えるから!
お釈迦様は三毒と言って戒めています。

 

 

なによりも、
自分を優位にしたいので、
そういうマウント心から
威張らずにいられないの。

 

自分より下に見ているものは
「能力がない」「美しくない」から
不快でたまらない。

 

いつも上から目線で、
自慢したくなる。

毒だらけの心なんです。

 

 

スサノオのように乱暴狼藉を働き、
気に入らないと殺してしまうというのは、

スサノオの高慢ちきな
未熟な心の醜さがにじみ出ています。

 

 

スサノオは偉大な父イザナギに
依存している奴隷根性が丸出しです。

 

 

父の言うことを聞かないで働かずに
「大泣き」しても、
父に関心を持ってもらえるどころか
大目玉を喰らう。

 

 

そういうわけで、
それとなく「大義名分」を隠して
父の期待を裏切ったりします。

 

 

自分の仕事をしないで
父よりも優位に立とうとしてしまう。

 

 

父にはどうしようもできない
「母」がいないという事実を知りながら、
「母が恋しい」とマザコンを
装っていても、
実は難クセをつけているだけ。

 

 

他人や社会にケチをつけている人は、
自分のプライドは守ろうとして、
結果的に自分は未熟な人間として
印象付け、まともな人からは
敬遠されることになります。

 

 

ケチをつけるのは

 

「自分はエライ」という思い上がりのマウンティング。

 

ですから、

イザナギはスサノオを

勘当するしかなかったのです。

 

 

 

そんな自分を正当化して
スサノオは「姉上に挨拶してくる」
という「大義名分」を作って
高天原に足音を響かせて、
高天の原まで出かけて行って

 

暴れるんです。

 

事件を起こし、オオケツを切り殺し、
最終的には、ヒゲを切られ、爪を抜かれ
下界に追放追放された。

 

 

ちょっと下界=地上の住人としては
歓迎できない神様だったはず。

 

でもスサノオは、「日本」で経験を積み、
神様としてのプライドを
立て直していくことになったのです。

 

スサノオはヤマタノオロチ退治には
知恵と勇気を持って
「酔っぱらわせてやっつける」という
『孫子の兵法』みたいな作戦で勝利。

 

それは、もう

 

帰るところがないという「崖っぷち」

 

に立って、
やっとのことちゃんとしなきゃ、
と思ったからかもしれません。

 

このずーっと後に、
スサノオは娘婿のオオクシヌシに対して
意地悪をするほどの、

溺愛パパになるわけ。

 

 

 

しかし、数々のイジワルも、
スサノオの若い頃の暴れん坊ぶり、
何かとケチをつけるクセが
出て来ちゃったものだと思います。

 

 

つまり、「三つ子の魂死ぬまで・・・」

神様は長生きなので100まで、

とは言えません。(笑)