太安万侶の経歴が矛盾だらけなのは、レムリアンだから
太安万侶の経歴が矛盾だらけなのは、レムリアンだから
大天才とたたえた太安万侶が
『古事記』は 稗田阿礼が読んだものを、
安万侶が漢字に改めていったと
『古事記』の序文に書かれています。
そこには、
天武天皇は阿礼に命じて、
帝皇の日継及び先代旧辞を誦み習わせたり。
持統天皇は、帝紀及び旧辞の間違いを
正そうとして、臣、安万侶に命じて、
阿礼が誦むところの
先帝=天武天皇の御命令になられた
旧辞の類を撰録して差し出すようにと
仰せられた。
つまり、安万侶は阿礼が誦む
「帝紀・旧辞」をまとめて『事古記』を
編纂したということになります。
帝紀や旧辞が「漢字」で書かれた
ものであるなら、漢文の達人だった
安万侶がそれを読めばすむはずで、
わざわざ阿礼の口を借りる必要はなかった。
これはどういうことを意味するのか?
『古事記』の元の『帝紀』や『旧辞』を
阿礼には読めても安万侶には読めない文字、
日本の古代文字で書かれていた
たとえば神代文字で書かれていたのでは
ないでしょうか???
誦む=読む
ということも十分考えられる。
阿礼は神代文字で書かれた記録と
漢文の橋渡し役、いわば通訳として
安万侶のために働いた、
ということになるのではないでしょうか?
記憶力バツグンといわれた阿礼は、
「読み習ったもの」を記憶した。
しかしそれは、
神代文字で書かれていたものを読んで、
それを丸暗記していたのかもしれません。
正史編纂という国家の重大事業にあたって、
おそらく阿礼は、神代文字で書かれた
『帝紀』や『旧辞』を暗誦するくらい読み込み、
それを安万侶に読んで聞かせたものと
考えられるのは
わざわざ、序文に書いている。
それも二重の意味を持たせて、
神代の文字があったことを暗示させる書き方をしている、
私はそう考えています。
なぜなら、わざわざ太安万侶の墓に
武人としての階位が上がって
いかにも皇族につながるような
ウソくさいことが刻まれているから。
どうして、そこまでこだわるのか?
それは、稗田阿礼の「名前」からも
読み解くことができたからなんです。
そのなぞは次回に。
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