元名古屋嬢の私、高齢の母と一緒に「姥桜」世代を楽しむしかない!

元名古屋嬢の私、高齢の母と一緒に「姥桜」世代を楽しむしかない!

今日の一言はR タゴール。

「花はその花弁のすべてを失って果実を見出す」

 

確かにそのとおりだ。

咲き誇り、枯れて、縮んで、小さな実になって、

それから大きく実を育てて種を作っている。

 

庭のバラが実をたくさんつけている、

剪定しなかったからこそ見れた。

 

バラの実に「良くこの暑い夏を頑張ったね」

「えらいね」と声をかけた。

 

 

空を見上げてると雲の動きなどに見惚れることは気分転換としては

「すぐどこでもできる」から好きだ。

 

しかし、この1週間ほど、空を見ても気分転換できない。

モヤモヤが晴れない。

 

 

なぜか「やる気」が出てこない。夏のつかれかなぁ?

 

 

私の仕事は常に文字から書き手の個性や強み、

行動のクセなどを読み解くことなので「やる気」とはあまり関係がない。

 

 

反対に仕事をしている時は集中して没頭しているから

気持ちとしては良い緊張感で盛り上がっています。

 

 

仕事から離れるとなんとなく空気が抜けたような気分。

 

 

仕事時間を確保して午前中は目一杯集中できてる。

問題はそのあと母のところに行き、父の入院してある病院に行く。

 

 

この2時間半ぐらいで気力を消耗してしまって切り替えができないこと。

 

 

猛暑をなんとか乗り越えたのだもの、

私は頑張れた!そうは思うものの、やはりどこかスッキリしない。

 

 

思うに母は老齢になっても自己管理して夏を乗り切り頑張っている。

その毎日のオシャレとか、お料理したり、

 

通販で要らないものを買いまくり友人たちにおすそ分けする生命力

それが私には実は怖かったんだ!

 

花の盛りはとっくに過ぎても、根っこから木としては育っているのよね。

 

私は筆跡トレーナーとして気持ちスッキリさせるには

「ゴメンネ」を書くことをオススメしてるじゃない!

私を煩わせてごめんねという気持ちで今朝は10回ぐらいごめんねを書いた。

 

 

それからゴミ捨てを兼ねて散歩。

「おはようございます」を何度か声に出して、さぁ、一日を始める。

 

家に戻るとバラに実がポツリポツリとついているのを見つけた。

「えらいね!この夏を乗り切って実までつけたの!」

 

花の盛りを過ぎ、忘れ去られ、猛暑を耐え、今は小さな実をつけてるバラ。

 

本当にえらい!

生きてる以上はなんらかの変化はしている。
私ったら高齢の母を見てるから辛いほうに思い込みが激しくなってるのね。

 

 

ウチのバラも紫陽花も猛暑に葉っぱチリチリに縮れながらも生き抜いてる。

死ぬわけにはいかないの!

 

 

83歳の母も私も宇宙から見たら同じ「砂粒」程度の生命体。

一緒に「姥桜」世代を楽しみながら生きてくしかない!

と教えらました。