『夏目友人帳』⑳ヒノエはあの「放火犯」八百屋のお七なのか?

『夏目友人帳』⑳ヒノエはあの「放火犯」八百屋のお七なのか?

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ヒノエはあの「放火犯」八百屋のお七なのか?

 

呪いについて知識豊富な妖(あやかし)のヒノエ。
和服を着た、粋な姐さん風に描かれていますね。

 

ヒノエは大物の妖の一人で、
その知識と経験で貴志が助けられるシーンも多く、
頼りになる存在。

 

貴志が受けた呪いの余波で
ニャンコ先生の妖力が安定せず、
小さくなったり大きくなったり…
結局、ニャンコ先生は『友人帳』から
用心棒として他の妖「三條」を呼び出すことに。

 

呼び出した妖の「三篠」は、貴志の腕の印を見て
『五日印』であることを見抜きますが、
呪いについては詳しくないことから、
別の妖を寄こすことになります。

 

それがヒノエですが、

男嫌いで夏目貴志に協力するなんて、
イヤなこったと思っていたけれど
「お節介好き」「世話焼き」は
やっぱり貴志を助けることになります。

 

約束の樹」では、かつてのヒノエとレイコの出会いのエピソードも語られています。

 

エピソード

ある日ヒノエは、森に迷い込んできた女子高生レイコに話しかけられます。ヒノエは、暇つぶしに妖を見ることのできるレイコをからかおうと、森の出口を目指すフリをして森の奥深くへ進みます。ところが、途中でカラスに大事な簪を取られてしまうのでした。するとそのレイコはカラスに小枝を投げつけ、カラスが落とした簪を拾いに池へと飛び込みます!驚くヒノエにレイコは、見つけた簪を掲げて「あなた妖でしょう?簪を返してほしかったら、森の出口に連れて行って。」と頼むのでした。そんなタチの悪い女子高生こそがレイコで、この出来事がきっかけで、ヒノエはレイコに惚れ込んでしまいます!

 

ニャンコ先生曰く、
「ヒノエとレイコの出会い話はビミョウだ」とのこと。
たしかに、このシチュエーションでなぜ?
という感じがしますが、

 

 

ヒノエは人間らしくないレイコの突飛な行動と
度胸に感銘を受けたのではないでしょうか?

 

ヒノエ:丙(へい、ひのえ)は、十干の3番目である。 陰陽五行説では火性の陽に割り当てられており、ここから日本では「ひのえ」(火の兄)ともいう。

 

丙午(ひのえうま)とは?西暦年を60で割って46が余る年が丙午の年となる。つまり、前回の丙午は1966年ということになりますね。次回は、2026年です。「ひのえうま産まれの女の人は、気性が強く、夫を殺すことがある」 伝説の発端は、江戸時代、八百屋お七の放火事件です。 1681年、火災の避難場所で出逢った男性と恋に落ちた、 八百屋の娘お七は、ふたたび会いたければ、また火事になればよいと、 火事場泥棒にそそのかされて、放火してしまいます。 お七はこのとき16歳で、1666年産まれのひのえうま、 それで、ひのえうまの女性は、気性が激しい女という俗説ができあがる。

 

ヒノエはオシャレな姉御肌の妖怪だ。
いつも被布コートを着てキセル煙草をくゆらせているので、
「鉄火女」という印象も与えられる。

 

 

レイコとの出会いのいきさつの「かんざし」を
肌身離さず持っているのは、惚れた男一途の証。

 

人間嫌いなのも、妖になったのも
「その男」と関係があると深読みしています。

 

ともかく「情熱的」で「後先を見ず」
「命賭けた男以外は、全人類どうでもいい」というぐらいの
気性の激しさ。

 

ふつうの男性なら「惚れられたが最後」
逃れることはできないでしょう。

 

ヒノエは1666年生まれなら「お七」と被る。

 

でも、
大正とか昭和初期の女性の名前カタカナが多いんですね。

日本の名前

キセル煙草に被布コート、

ヒノエは「大正モダンガール」
だとわかります!

 

そういうヒノエのキャラも表している「名前」。

作者のネーミングのうまさに舌を巻くことしきりの
『夏目友人帳』です!

 

「名前」には深い深い秘密がいっぱい。

 

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