その都度「怒り」は表出しておかないと、あなたを傷つけることになります。
- 2022.12.29
- 老々介護とワタクシゴト
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その都度「怒り」は出しておかないと、あなたを傷つけることになります。
怒りは
自分が大切にするものを守るためにある感情です。
上手な怒り方は、自分を守る盾になる。
「怒り」を無視して、寿命を縮めるほどの
猛毒に育ててしまわないように、
つど都度「怒り」は表現しないと、
のちのち絶対にあなたを傷つけることになります。
それも静かに深ーーく、沈黙を守って
大きく育っていくものなんです。
・もっと心穏やかに過ごしたいあなたに
・つまらないことでムカついてしまう。
・ついイライラしてしまう。
・自分の怒りがコントロールできない。
もっと心穏やかに過ごしたいのに、イライラで一日が台無しになってしまう。
怒りを手放せば楽になるのはわかっているのに、
手放せない。 そして、そんな自分について、
なんて小さい人間なんだろう。
どうしたらもっと寛大になれるんだろう。
そんなふうに感じて、自己嫌悪に陥ることがありませんか?
あるいは、 ムカムカを関係のない人にぶつけてしまい、
そんな自分がイヤになってしまう。
怒りが原因で友情や恋愛がダメになったことがある。
怒りっぽくて人と親しくなれない自分が寂しい。
などと思っているかもしれません。
これらはすべて、「怒りにコントロールされてしまっている」という状況です。
私たちは怒りにコントロールされている !
「本当はご機嫌でいたいのに、冷静でいたいのに、
人にやさしくしたいのに、怒りのためにそうできない」
というときには、自分の行動が
「怒り」にコントロールされてしまっているの。
「怒りという感情」をちゃんと毒出しできていないから。
怒りについての悩みを聞くと、多くの人が
「感情をコントロールしたい」と言います。
が、やはりテーマは「コントロール」なのです。
怒りはそれ自体が不愉快なものですが、
最大の問題は、
その「コントロールできなさ」にあると思っています。
そのうえ、私はそもそも「コントロール」じたいが
良くないと思っています。
「喜怒哀楽」の人間の4つの感情のうちの
「怒り」だけをコントロールできると思うのは、ただの「すり替え」です。
コントロールうんぬん以前に、
自分の感情に素直になること。
私は怒ったとハッキリ自分で受け入れる。
モチロン、相手がいる場合は、
その場では抑え込んだり、
引っ込めたりする必要がある場合もあります。
私も母を怒鳴りつけたりなんてしませんし、
「チョットそれはどうかなぁぁぁ」と
その場をごまかすことだってしています。
ごまかしているなら、
怒りを表出・表現するのと矛盾しているのでは?
と思われるかもしれません。
「怒り」=感情と、
「その場の状況」=原因は結びついていても、
直ちに怒りとして相手に対して
表出・表現するかどうかは別問題です。
けれども、抑えた挙句に表出できない怒りは、
蓄積していって猛毒となります。
その溜まった怒りが形を変えて、
人間関係のトラブルなど、望まない結果につながってしまうからです。
人間関係のトラブルこそ、
多くの人が避けたいと思っているのではないでしょうか。
ストレスが減り、自由になれる
怒りをうま解消できるようになれば、
単にストレスが減るだけではなく、
人生の自由度や可能性がぐっと高まるでしょう。
怒りにふりまわされることもなく、
怒っている自分を懸命に正当化することもなく、
自分が本当に振る舞いたいように、
のびのびと暮らしていけるようになれるでしょう。
しつこい「怒り」になるまえに、
その都度「毒だし」と同じで「出す」ようにする。
怒りの解消はその出し方と納め方次第です。
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