ドラマの中の筆跡③『シャーロック』のダイイング・メッセージ

ドラマの中の筆跡③『シャーロック』のダイイング・メッセージ

ドラマの中の筆跡③『シャーロック』のダイイング・メッセージ

 

シャーロック・ホームズのファンなら

見逃せないドラマ。

 

 

シャーロック役はベネディクト・カンバーバッチ、

ジョン役はマーティン・フリーマン、

どっちもどっちの主役が2人、

という感じで見応えありあり。

 

 

第一話の『ピンク色の研究』では

イギリスの中年夫人の

変死体の発見からドラマが始まる。

 

 

 

 

最初に警察ではこの文字を

「Rashe」ドイツ語で復讐のことらしい・・・

と怨恨説を取って捜査に当たる。

 

 

いっぽうシャーロックは「Rachel」と

読んでレイチェルという女の名前だと

身辺捜査にあたりをつける。

 

 

 

モチロン、

 

 

 

事件はシャーロックが解決するわけだが、

 

 

この死体が強烈で・・・タイトルにあるように

 

 

「ドピンク」のスーツ着て仰向けに

ムチムチの女性が死んでいるの。

 

 

ダイイングメッセージも爪でひっかいて

床に書いているんだけど

 

 

「こんなに離して字を書ける」

「こんなにデカいOをまんまるに書ける」

「hの縦棒の頭が長い」と

 

 

筆跡を見ると矛盾だらけの筆跡なの。

 

 

死んでいく女が「こんなに力強く、

字間を開けて、まんまるや

縦棒を書けるわけがない!」

 

 

と思うのは私だけ?でしょうね。笑。

 

 

 

しかし。

 

 

 

字はウソつけないからダイイング・メッセージを残した女性

 

 

 

 

「パワフルで、自分軸がしっかりしていて、

社交性があって、なおかつエネルギーの

大きな愛情あふれるステキな人柄」なの。

 

 

なんで殺されちゃったりするの?

という筆跡の持ち主です。

 

 

 

 

シャーロックの方はIQ200 ぐらいで

自分以外の人は全部バカと思っていて、

精神病的に感情がないパーソナリティ。

 

 

 

だからジョンとの出会いも彼なりに

作って巻き込んでいくとは言え、

周りの人間は振り回されっぱなし。

 

 

 

 

異常人格と言っても差し支えないキャラなの。

 

 

そのシャーロックのポストイットメモ・・・

どんなに天才でも「書くこと」で

頭の整理するっていう見本。

 

 

 

 

 

壁中に貼ってある「ピンときた」写真やら

思い付きをべたべたに貼りまくりです。

 

 

 

シャーロックの字は子供の字・・・無垢なの。

 

 

感情がないことになっているけど

IQが高いから

「こうすれば、この人が傷つく・喜ぶ・悲しむ」

ってことは理解できてるの。

 

 

 

 

そして言葉や単語と並んで

イラストを描いているのね。

 

 

このあたりは、アートセラピストに

お任せするとしても、右脳・左脳を

いっぺんに両方使う人だってこと。

 

 

 

だから

変人でもなんとか社会適応して

サポートを常に受けられる状態を作ってるわけ!

ワルだよね!