写経と私❽「意地悪ばあさん」になったらどうする?

写経と私❽「意地悪ばあさん」になったらどうする?

「老化を受け入れます」っていうけど恐れを手放せる?

 

よくこの世には「愛」と「恐れ」しかないから

恐れを手放しましょう。とか、

「怒り」は根っこに恐れがあるから、

よーく自分の感情を紐解きましょうとか

スピリチュアルでは言われてますよね?

 

 

でも、人生は・・・なんて大きな抽象的なものを指さなくても

日常にいっぱい「恐れ」って潜んでいますよね?

私はビビりの方ですが、

ガソリンが引火するかもしれないから車

に乗れないってほどのこわがりではないの。(笑)

 

 

 

 

このところで言えば1週間も続いている大雨、

土砂崩れや洪水なんかニュースを見ると「怖い」。

コロナの感染者の数を見ていると「怖い」。

もうハッキリ言って

 

ニュース番組はホラーのように私を怖がらせるわけです。

 

テレビはほとんど見ないのに、

コロナという伝染病が蔓延してきてから

テレビを見る癖がついちゃったんですね。

ワクチンに関する情報もあり過ぎて脳ミソはパンク寸前。

つまり「恐怖を煽られるように感じる」ことに敏感になっている。

そして多すぎる情報の吟味には

脳ミソ疲れちゃってるから鈍感にもなっている。

良くないなー、こういう両方から引っ張られる

「どっちつかずの気持ち」と思ってはいます。

 

 

お悩みまではいかないけど、スッキリしない。

悩みも恐れから来てるとわかっているけれど

今のところは

「ものすごく深刻で、すぐ解決しないとマズイ!」問題は

表面上は一つもないのね。

 

 

 

というよりも、長い間心の奥底に澱んでいて

言葉にするのも難しいくらい抽象的、なのに

 

 

ずっと引っかかっていて気になる「蓋している」感情。

 

それはお叱り覚悟でいうけれど

 

 

「必要以上に長生きして100歳オーバーしたらどうしよう?」

 

なんです。

長生きリスクを恐れている、というのが嘘偽りない本心だったりします。

つまり「緊急性」は低いけど「重要性」が高い悩みです。

そのうえ解決できない類のものなのね!

 

すぐ解決しなくても困らないけど、そのまま放っておいたら

痛みはないのに歯周病が進んで抜歯しないといけないくらい悪化してた!

という種類の悩みとは本質的に違う。

神経症やメンヘラまではいかないけれど

モヤモヤはケッコウ天気に左右されますよね?

 

 

低気圧とかで頭痛になったり関節が痛くなるってよく聞きますもの。

 

 

 

 

私の場合は老々介護で

母がものすごく情緒不安定になって妄想が酷くなったりするの。

せん妄とかも入っているようで

 

「つじつま合わないから」聞いてるだけで疲労してしまいます。

 

デイサービスに「入院したのでお休みします」と電話したり

「待ってるのにお迎えに来ないんですけど」と電話したり。

 

 

写経は認知症予防や改善に役立つことがわかっています。

 

 

精神状態を「お清め」する効果も抜群!

ですから母にもススメたいけれど、

 

「そんな事させて早く成仏して欲しいっていうの!」

「お寺さんが言ってたけど般若心経はうちの宗派は唱えないってさ!」

「私が字が書けないほど耄碌してるって証拠取り?」

「写経写経って、私に早く死んでほしいんでしょ!」

 

 

 

ありとあらゆる捨てゼリフ爆弾が投げつけられる。

 

何言っても通じない人に

良かれと思うことを言うのはタブーなのね!

彼女の人格否定に聞こえちゃうみたいだから。

 

でも

 

写経なんて般若心経をただ写すだけだろう、なんて侮るなかれ!

 

 

実際にやってみるとわかりますが、

一字一字間違えないように、

目と手を動かす作業はかなり集中力を使うものです。

 

 

写経にはこのように高い集中力が求められることから、

大脳の前頭前野が活性化すると考えられています。

 

母はこの脳ミソの前頭前野が委縮しているんだろうね!

身長が20センチも縮んでるから脳だって

それに比例して縮んでるはず。

 

 

 

写経の効果は意外かもしれませんが、

効果はオセロよりも高いのだとか。

「自分はまだ高齢者ではないから、関係ないかな~」と思ったあなた!

前頭前野を活性化させると、思考力や記憶力、

コミュニケーション能力などが高まるといわれています。

なので、仕事や勉強に忙しい若い世代の方にも、

脳を活性化できる写経はオススメなんです!

 

 

家族に疎まれる「年寄り」になるよりも、

先手打って脳を活性化させて

「楽しい年寄り」になろうじゃありませんか!